【茶吉のお伊勢参り】伊勢神宮と元伊勢を詣でて～天橋立（あまのはしだて）・琴引浜（ことひきはま）

三重県の伊勢神宮から、京都府の宮津まで車を走らせる。昨夜から走りっぱなしなので、途中で仮眠を取りつつ、太平洋から琵琶湖を越えて日本海へドライブ。丹後半島の付け根に位置し、若狭湾を臨む「天橋立」は日本三景として有名です。天橋立まで来たのは、風光明媚な場所に来たかったから・・・というのも勿論あるけど、「元伊勢」がここ天橋立にあるから！「元伊勢」については次のページでご紹介します。

天橋立、といえば「股のぞき」という鑑賞の仕方も有名ですね。高台にあるビュースポットから、体を全方へ倒し足の間から”逆さに眺める”鑑賞法です。この逆さに見た景色が、天に架かる橋のようだ、ということらしい。また、イザナギが天に昇るためのハシゴが倒れて天橋立になった、と「丹後国風土記」に書かれています。
さて、橋なので当然”あちら側”と”こちら側”があります。あちら側は北側に位置し、その眺めは「斜め一文字」と呼ばれ、笠松公園からがビュースポットになります。こちら側は南側に位置し、飛龍観と呼ばれます。天橋立ビューランドという小さな遊技場があり、そこがビュースポットです。

今日はまず、こちら側の眺望（南側の飛龍観）を堪能し、天橋立をプラプラ歩いてタイムオーバー。
鳴き砂で有名な琴引浜（ことひきはま）に寄って見たいと思っていたので、少し遠いけれど、丹後半島を横断し、久美浜湾に近いところに宿を取りました。

翌日、まずは琴引浜（ことひきはま）に向かいます。琴引浜は、「全国白砂青松百選」「日本の渚百選」「残したい日本の音百選」「日本の夕日百選」に選ばれており、国指定の天然記念物という、タイトル総ナメという感じの浜辺なのです。
鳴き砂とは、歩くと「きゅっ、きゅっ」となる砂浜のこと。「晴れて砂が乾燥しているほうがよく鳴く」と看板に書いてあるけれど、今日は、あまり天気が良くない・・・。晴れていれば、透明度の高い海の青さが眩しかっただろうな。
それから驚いたことに、浜辺に露天風呂があります！（多分）源泉かけ流し、硫黄のニオイ、温度も適温、ロケーションは抜群！もちろん入浴は水着着用です！それからもちろん、洗剤は使用不可です。

次ページでは、元伊勢（籠神社・真名井神社）をご紹介します。